格安SIM乗り換え時に注意!貯まったポイントが消失する!?
キャリアから格安SIMに乗り換える時に契約期間や違約金に対しては気にする人も多いと思いますが意外と見落としがちなのが、キャリアで溜まったポイントの消費です。キャリアでは利用料金に応じてポイントが寄与されます。
貯まったポイントは端末の買い替えやアクセサリとの交換や着メロや好みの音楽やゲーム等のデジタルコンテンツなどの交換も可能です。ただしこれはキャリアとの契約を解消した時点で消滅してしまいます。格安SIMに乗り換えるなら今現在使っているキャリアで溜まったポイントもきっちりと使い切ってから解約しないともったいないです。
ちなみにドコモの場合貯まったドコモポイントは、契約している代表回線に集約されているので、例えば家族で契約している場合などは、代表回線が両親で、その子供が格安SIM乗り換えでキャリアを解約してもドコモポイントは両親の代表回線に集約されているので消滅しません。
またドコモポイントは全国のローソンで使えるPONTAカードとの相互交換も可能なので、ドコモユーザーなら解約前にPONTAに変更するのもありかも知れませんね
格安SIMのサイズについて
今さらながらですけど格安SIMのサイズについて確認の意味を込めて書きたいと思います。そもそも格安SIMとは大手の3大キャリアでるドコモ、AU、ソフトバンクと比べて格安の料金で使えるSIMカードのことです。そして格安SIMを運営しているのはMVNOと呼ばれる事業者です。MVNOはキャリア、主にドコモから回線を借りて運営しています。格安SIMはAU回線ももちろんありますが、8割くらいはドコモ回線です。
代表的なAU回線を使える格安SIMは、マイネオとUQモバイルの格安SIMです。MVNOはキャリアから回線を含めた通信インフラを借りているので、設備費を抑えて値段を安くすることができます。格安SIMに乗り換える時に意外と見落としがちなのがSIMカードのサイズです。
格安SIMのサイズは、標準、マイクロ、ナノの3種類です。今キャリアで使っている端末を格安SIMで使ったり、新しく格安スマホを買う場合にはその端末に合ったサイズの格安SIMを買う必要があります。現在の格安SIMのサイズの主流はナノSIMです。標準SIMはほとんど使われていません。標準SIMが使われている端末は2014年以前のものに多くあります。時代な流れは格安SIMのサイズでもコンパクトになっているということです。
もし違ったサイズを買ってしまうとスマホに装着することができないので注意が必要です。裏技的なものとしてSIMアダプターというものを使えばサイズの違う格安SIMを装着することも出来ますが、あらかじめ格安SIMのサイズを確認して端末に合ったサイズの格安SIMを買うことをおすすめします。
キャリアの通話定額サービスは無駄になっている可能性が高い!?
現在、ドコモ、AU、ソフトバンクのいわゆる3大キャリアのプランに割安感を出しているのが通話定額サービスです。今さら説明する必要もないと思いますが、これは毎月2700円の定額で、国内ならかけ放題というものです。仕事などでよく電話する人にとってはこれは大変ありがたいサービスですが・・・プライベートで考えると本当にお得なのでしょうか?
日常的なやり取りをメールやLINEで済ませる人が多い現在のライフスタイルではキャリアの通話定額サービスは無駄になっている可能性があります。例えば、格安SIMの中でも最安値クラスのDMMモバイルとソフトバンクで2GBのプランを比べた場合、ソフトバンクの場合、データ通信料が3500円/月というのに対して、DMMモバイルだと半分以下の1380円/月で済みます。これに加えてソフトバンクではWEB使用料として300円/月かかります。
これらのことを考えて2年間使用した場合、データ通信料だけで5万円近い差が出ます。これを見ても音声通話が少なく、データ通信をメインに使う人にとって格安SIMに乗り換えることが非常にメリットがあるということは分かると思います。ただし、日頃からスマホで電話をよくするという人にとって、20円/30秒でかかる格安SIMの割高な料金はあまりメリットを感じられないかもしれません。
また、現在格安SIMへの乗り換えを考えている人で契約が2年過ぎていない人は注意が必要です。料金が割高なイメージのキャリアですが、実はキャリアでスマホの端末を購入した場合、2年間の支払いから一定の割引がされています。これを途中解約すると割引が受けられなくなってしまいます。格安SIMの場合ですと格安スマホとセット購入してもキャンペーン以外での割引がありません。
それでも格安SIMに乗り換えることによって大きなメリットがあるのは間違いありません!乗り換えを考えている人はとりあえず今キャリアで使っているスマホをそのまま使うという選択肢も十分アリです。格安SIMについて「よく解らない」とか「もっといろんなことが知りたい」という人は以下のサイトで詳しく説明しているので参考にしてください。
ガラケーとスマホの2台持ちについて
最近、じわじわと浸透してきたガラケーと格安スマホ(タブレット)の2台持ち。これっていったいどんなメリットがあるのでしょう?格安SIMで格安スマホを運用する場合、唯一気になるのが20円/30秒という通話料の高さ。せっかく料金を安くしようと格安SIMに乗り換えても通話が多い人になるとキャリアとあまり変わらないか逆に割高になってしまうこともあります。通話が多い人はキャリアの定額制の料金体系の恩恵を受けているということです。
それに比べると格安SIMの場合通話した分がもろに料金に響いてきます。もちろん格安SIMでもデータ専用のSIMでIP電話等を利用すれば通話料金を抑えることはできますが、電話番号が050番号だし、フリーダイヤルや110などにダイヤルできない等の不便なことがあります。だったらキャリアのままでいいかもと思うかもしれませんが、キャリアと格安SIMの優れた点のみを使うというのが今回紹介する、ガラケーと格安スマホ(タブレット)の2台持ちなんです。
キャリアで契約するガラケーは格安SIMの弱点である通話をメインに、スマホの方では格安SIMの本領を発揮するデータ通信専用としてスマホやタブレットをデータ専用の格安SIMで運用します。ガラケーは「電話やメールが簡単」、「バッテリーが長持ち」というようなメリットがありますが反面「インターネットの制限」などのデメリットもあります。ガラケーと格安スマホを2台持つことでこれらのデメリットを補い双方のよいところだけを使えるというとても便利な組み合わせです。
もしかしたらここまで読んで「2台持つんだから結局高くなるんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。単純に2台持つのでガラケー1台の時よりも高くなる事はありますが、キャリアでスマホに機種変するよりは安くなる場合がほとんどです。キャリアのスマホは基本料金が高いので。。。もちろん余分なところはそぎ取ってシンプルに運用するのが大前提ですが。基本的にはメリットしかないのがこのガラケーと格安スマホの2台持ちなんです!荷物が増えるという欠点はありますが、非常に便利で快適なので気になる方はぜひ試してみて下さい。
格安スマホって本当にお得?
格安SIMを使うのに、スマホの購入も併せて考えている人も少なくないでしょう。先ず格安SIMで運用できる端末は3種類あります。格安SIMとセット購入できる「格安スマホ」、全てのSIMカードに対応したSIMフリースマホ、そして中古で売られているスマホ端末。これはTUTAYAとかGEOなんかで売られていますね。中古で購入する場合は、ほとんどの格安SIMに対応しているドコモ系の端末かSIMフリーの端末が中心になります。
端末の区分は大きく分けて、1万円前後の「格安モデル」、2~3万円位と比較的お求めやすい「中位モデル」、4万円以上でキャリアの端末と比べてもション色のない「ハイエンドモデル」の3種類です。これは新品に関してのことなのですが、格安スマホやSIMフリースマホは価格帯によって性能に大きな違いが出ます。
格安モデルは読んで字のごとく格安な値段設定が魅力の端末ですが、性能的にはかなり低スペックになります。特に画像解像度がハイエンドモデルと比べて著しく劣ります。ゲームや動画鑑賞が趣味の人には向きません。どちらかというとスマホ初心者や普段あまりスマホを使わない人向けです。
次に中位モデルですが、この価格帯にはそれなりに魅力的な端末もあります。キャリアの最新機種と比べると性能的に見劣りしますが、普通に使う分には全く問題ありません。代表的な機種を挙げるとすれば「ZENFONE 5」なんかが中位モデルの代表的なものですね。CPUやメモリ、画像解像度など全体的なスペックも高く非常にコストパフォーマンスに優れたモデルです。
ハイスペックモデルに関しては性能に加えて高級感あふれる外観が特徴のモデルが多いです。性能は言うまでもなく、外観もとても洗礼されたモデルが多いです。格安SIMと組み合わせて狙い目は、やはり中位モデルの端末がお勧めです。コストパフォーマンスに優れていて、値段もお手頃なので、じっくりと好みの一台を探してみてはいかがでしょうか?
格安スマホは最小限のアプリで使い易い
キャリアスマホの場合、購入した時点で大量のアプリが事前にインストールされています。これは絶対に必要なアプリがインストールされているという訳でなく、端末メーカーやキャリア関連のアプリが非常に多いという特徴があります。これはほとんど使わないものも多く、かなり容量の無駄になります。
使わないアプリは削除すれば良いと思うかもしれませんが、キャリアが事前にインストールしているアプリは削除できないものが意外と多いという事実があります。対して格安スマホの場合はキャリアスマホに比べると事前いインストールされているアプリが少ないという特報があります。
その為キャリアスマホに比べるとスペック的にやや劣る格安スマホですが、インストールされているアプリが少ないので、サクサクとストレスなく快適に使える場合が多いという傾向にあります。ただし、事前にインストールされているアプリの数はスマホのスペックに比例している場合が多く、格安スマホでもハイスペックモデルには員ストㇽされているアプリが多めになります。
この場合、必要ない物は自分で削除すれば問題ありませんが、グーグルサービスの基本アプリであるクロームやハングアウトなどは削除できないものが多く、不要な場合は「無効化」することをお勧めします。ただし、本来有料のアプリが事前にインストールされている場合もありますので、どんなアプリが入っているかも格安スマホ選びの際に調べておくとよいのではないでしょうか。
格安スマホにWi-Fiは欠かせない
格安スマホを使うのに「Wi-Fi」の存在は欠かせません。無線でインターネットに接続できるWi-Fiは、格安スマホのモバイルネットワークを利用しないでブロードバンド回線を使ったネットワークや公衆無線LANに接続が可能です。Wi-Fiをうまく使えば高速データ容量の節約をしながらデータ通信を快適に使うことができます。特に動画やエロゲーなんかよくやる人は必須です。
自宅以外の外出先で格安スマホを利用する場合は飲食店や駅、カフェ、空港などに設置された「公衆無線LAN」が大活躍します!無用で使えるものも多く、MVNOによっては無料オプションとしてあらかじめ用意されている場合もあります。
Wi-Fiに接続する方法はとても簡単です。格安スマホの「設定」から「Wi-Fi」をオンにして、接続先のアクセスポイント名とパスワードを入力すればOKです。一度設定すれば以降は「Wi-Fi」をオンにするだけで自動でインターネットに接続されるのでとても便利です。Wi-Fiをうまく使ってデータ容量を節約しながら快適な格安スマホライフを送りましょう。